どちらが有利?個人向け国債vsネット定期

安全性重視のお金の預け先といえば「定期預金」と「個人向け国債」。さて、いったいどちらのほうが「お得」なのでしょうか。いろいろなケースで検証してみましょう。



サイトトップ > 定期預金と国債は安全性重視のお金の預け先

スポンサードリンク

どちらが有利?個人向け国債vsネット定期

定期預金と国債は安全性重視のお金の預け先


安全性重視のお金の預け先といえば、定期預金と個人向け国債。どちらも元本が実質的に保証されていて、預入・購入時点では金利が普通預金より高く、「家計の貯蓄のベースとなるもの」です。


さて、いったいどちらのほうが「お得」なのでしょうか。いろいろなケースで検証してみましょう。※実際の金利はその時々で異なりますが、基本的な考え方は変わりません。ご自身が検討中の国債や預金を、記事にならって比較してみてくださいね。


個人向け国債はどこで買っても金利は同じですが、定期預金は金融機関によって異なります。金利が高めで人気があるのはネット銀行です。そこで、ある時点の個人向け国債・固定5年と、同時期のあるネット銀行の定期預金を比較してみました。


どちらも満期までの期間が5年間で、満期まで金利が変わらない「固定金利型」です。個人向け国債 固定5年の金利は0.17%。利息は半年ごとで5年間利益は6,773円。定期預金5年(ネット銀行)の金利は0.350%。利息は満期時に一括5年間の利益は1万4,042円。


そして定期預金5年(全国平均)の金利は0.0046%。こちらも利息は満期時に一括して支払われ、5年間の利益は1,834円です。


こうしてみると個人向け国債の金利は、一般的な定期預金の金利よりも有利ですが、高い金利をつけている銀行にはかなわない、という現状がわかります。有利な銀行を探してみる価値はありそうです。


どちらが有利?個人向け国債vsネット定期